ART FAIR

Art Fair Tokyo 2022

Art Fair Tokyo 2022

SH GALLERY
Booth: L016

東京国際フォーラム B1F ロビーギャラリー
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
2022年3月11日 (金) – 3月13日 (日)

出展作家
仲 衿香 (Erika Naka)
小泉 遼 (Ryo Koizumi)
山口 真人 (Masato Yamaguchi)

会期

招待制
3月10日(木) 11:00-12:00 プレスビュー
3月10日(木) 12:00-16:00 プライベートビュー
3月10日(木) 16:00-19:00 ベルニサージュ

一般公開
3月11日(金) 11:00-19:00
3月12日(土) 11:00-19:00
3月13日(日) 11:00-16:00
*時間枠毎の事前予約制
*最終入場は各日終了30分前まで。

SH GALLERYの一部の作品をご覧いただけます。
www.artfairtokyo.com

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。


仲 衿香 (Erika Naka)

35.662181,139.697367
Acrylic on panel
194×112 cm

1994年長野県生まれ
2019年 東京造形大学絵画専攻卒業
■Award
2020年 Between the Arts Award
2018 年 CAF 白石正美賞
2017 年 ワンダーシード入選

“今、目の前にある記号を日記のように切り取り、絵画に落とし込んでいます。
日々の中で目まぐるしく新しい流行、建物、技術、表現方法が誕生していますが、その一方で衰退していくもの、無くなっていく物事があります。
目の前に当たり前にある物事は、いつの日にか当たり前では無くなる。
失ってからその物事の価値に気づく場合もあるだろうし、はたまた完全に忘れ去られてしまうかもしれません。数十年後、数百年後、自分の作品はどういう見え方の変化をしているのでしょうか。”

– 仲 衿香

仲は断片的なロゴや自然風景、身近な日常生活の事物などを視覚的な要素として絵画空間に落とし込み、抽象的な意味を可視化させた図形を再構築しています。
絵具を支持体に厚塗りにのせて描くと、絵具が自分の予想を超えた動きをする瞬間があり、自分と支持体の間に“ズレ”が生まれ、思い通りにならないそのズレにこそ、魅力を感じています。
若手アーティストとして、絵画の可能性を探求し続け、伝統的な絵画形式を打ち破り、「瞬間性」と「偶然性」を直接的に表現し、主体性を排した画面の絵具の厚さや積み重ねられたグラデーション、柔らかくクリーミーな質感は強い視覚的なインパクトを与えるだけでなく、無限なる好奇心と想像を掻き立てています。


小泉 遼 (Ryo Koizumi)

Halo #3441648240
Oil on Canvas
194×130.3 cm

1985年福島県生まれ

小泉は2016年よりカリグラファーとして活動し、2019年にカリグラフィーの基本線を円状に連 続的に描く “enso” シリーズを絵画として発展させ、本格的にアーティストとして活動を始めました。
“enso”シリーズでは、禅の書のひとつである円相に着想を得ています。禅における円相は、空虚、統合、無限、悟りの境地などを表しているが、解釈はみる人に委ねられ、見る人の心を映しだすものとされています。 小泉は自身と照らし合わせながら原始的な記号を繰り返し反復させることで、抽象と具象が曖昧になっていく私たちの世界感を示しているようにも見えます。
小泉は2021年より “Halo”(後光,光輪)シリーズの制作をはじめました。
“Halo” シリーズでは色彩の偶発性を取り入れ、空中に見える光の純粋な視覚イメージを抽象画としてキャンバスに存在させました。 小泉は光を絵画に閉じ込め、人々に力と温もりを伝えようとしているようにも見えます。
“私は作品と対話しながら、何度も何度も絵具を積み重ねていきます。そして、規則性と偶発性、色彩という要素から、絵画を通して光を表現しています。作品と対面することで、感情に働きかける力を感じ取って欲しいと思っています。” (小泉遼 “LUMINOUS” 展コメントより)
小泉は、かつての庭師としてのキャリアもあり、抽象表現の力強さを持ちながらも独自の東洋的な個性を感じさせる作品を製作します。
また、2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」題字を担当するなどカリグラファーとしても活躍しています。


山口 真人 (Masato Yamaguchi)

Dogenzaka,Shibuya,Tokyo,Japan *FRM37
Acrylic on canvas
162.0×130.3 cm

1980年東京都生まれ

90年代渋谷系・グラフィティの影響を受けグラフィックデザイナーとして活動後、2013年よりAffordable art fair NYC, SCOPE MIAMIなどのアートフェアに参加。
2019年INDEPENDENT TOKYOにてグランプリを獲得。

山口真人は現代に生きる私たちのアイデンティティのあり方を絵画という形態から模索し、造形化します。例えばSNSや動画サービスサイト、AIによって生成される仮想イメージ等、相手の姿形や存在自体を実際に確認していないにも関わらず、そこにリアリティを覚える感覚をトランスリアリティと名付け、虚像性と実在性の同居が現代の私たちに共通する特徴の一つであると指摘する彼は、その造形化によって私たちが無防備に信じている世界の姿、私たち自身の存在にまつわる認識に再考を促します。


ご来場の際に、マスクを着用をお願い致します。
また、体調にご不安のあるかたはくれぐれもご無理なさらぬようお願い致します。
皆さまに安心してお越しいただけるよう、スッタフー同予防対策に努めてまいります。
ご来場を心よりお待ち申し上げます。

■About
SH GALLERY
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前3-20-9 WAVEビル3F
3F, 3Chome−20−9 Jingumae, Shibuya-ku, Tokyo
TEL : 03-6278-7970
Email : info@shartproject.com
Website:https://www.shartproject.com